アンドレイ・タルコフスキー監督の『惑星ソラリス』は予想してたよりも真面目で結構考えられてる映画だった。
人の思考を読み取って物質化する、生きている惑星「ソラリス」。
実態が掴めないため、前進しない研究を打ち切ることを宣告しにステーションに行く主人公。
しかしステーションには数年前に死んだはずの妻が。自分は作り出されたモノであると理解してしまう妻。
ソラリスは人間と対話したいのでは無いかと考える。そこで自分の意識をX線放射として惑星ソラリスと邂逅する。
とかいうストーリー。
ちなみにリメイク版は絶対に見ないようにね。あっちは妻との恋愛がメインらしい。
願望機っていうテーマ的に『ストーカー』に繋がっているんでしょうね。ポマギーチェ。
最近買った漫画の感想とか。
・安部吉俊『リューシカ・リューシカ』
空想的よつばと。
・押切蓮介『猫背を伸ばして』
自身の悲惨な過去が綴られた日記。
笑いあり、ホラーあり、焦燥感あり、感動あり。
「このスレは鬼女に監視されています」AAの元ネタである漫画家の清野とおると精神年齢6歳で街を探検したりと、
読んでいると童心に帰れる、八方塞がり鬱漫画。
『ピコピコ少年』もそうだけどこの人の過去話は凄く面白いです。
この漫画を登山に例えるなら、
あと10分寝たら……。あと5分寝たら……。ストレッチでもしてあと3分寝たら……。さぁ……起きよう!
と、立ち上がった瞬間に顔面をぶん殴られる感じ。山頂どころか家から出てもない。
・石黒正数『Presentforme』
綺麗な石黒正数短編集。でも初期作品から石黒節なんですね。
ドラえもん的SF(少し不思議)。平和的に世にも奇妙な物語りをしてる感じ。
屁理屈をどう相手に信じ込ませるか、みたいな落語的な話の作り方。
頭がいいと言うか、頭が柔らかい人だなー。
サイドツインテと世紀末モヒカンが好きな事は十分に理解しました。
いつもの如くパンモロ。
なげなわ・シュート!!
・山内泰延『男子高校生の日常』3巻
巻末作者コメントを最初に読んだのですが、書いてることが2巻と一緒で一瞬焦った。
安定した面白さ。「急ごう風が止む前に」で有名なこの漫画だけど案外、人の真理をついてて良いギャグ漫画です。
20P5コマ目のりんごちゃんさんが可愛い。別に絵が上手くなったってわけじゃありません。
その辺は、見る分には絶対的な感覚ではなく、相対的なモノなんで。人間ってそんなもんよ。
主人公って誰だっけ?まぁ面白いからそんな事どうでもいいか!な!
人のオススメってアレですよね。まず基本として、薦める人によって入り口の入りやすさって違いますよね。
好きな人とか、尊敬してる人が薦めたモノってすんなり入りやすいけど、
嫌いな人が薦めるモノって、感覚的に「このクズ野郎が、クズな思考や感覚の上で薦めるもんだから所詮……」
ってなっちゃいます。あくまで僕の個人的意見ですよ。
自分で狭めて、尚、でもそれが正しいと思っちゃう。そう、これが悪い。
ネムルバカ的に言うとすれば「自分で探して、自分で見て聞いて、自分で考えて、自分の感想が言える」
ってものの最初を潰されてる訳ですから。これも若干はあるかな。ほら、引用しちゃってる。
でも人の思考って所詮、過去、現在における他人の知識の足し算引き算みたいなもんだから、
自分の意見ってのがそもそもよくわかんないんですが。
いや、ほんと、とりあえず最近の言いたい事は「石黒作品が好きすぎる」ってことかな。
石黒作品、オススメです。
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